2014.11.07 Friday

ウォールナットの天板


ウォールナットの天板を製作しました。

依頼主は金物屋さん。

いつもテーブルの脚等を製作してもらっているのですが、

今回は逆に僕が天板の製作依頼を受けました。

金物屋さんへ納品して脚の取付をお手伝い。

どんな脚が付くのかは聞いてなかったのですが、

幕板や筋交いのない、とてもシンプルなものでした。

うちでも以前から同じような取付方法の脚を考えていたので、

色々と見させてもらい勉強させてもらいました。

今後ともよろしくお願い致します!

平山家具製作所 http://kagu.hirayama-ten.com

平山日用品店  http://hirayama-ten.com

宇治市槇島町十八52-7

0774-22-3144
 

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2014.09.02 Tuesday

ご無沙汰しておりました。

早いものでもう9月。

またしても日誌を放置してしまいすいませんでした。

久々に更新致します。

最近、といいますかここ数ヶ月はこんなことしてました。

シンプルなメープルのデスク

ウォールナットと真鍮の絵本棚

ウォールナットの丸座卓

欅の一枚板のテーブル

個々の詳細は改めてご紹介したいと思います。

欅の一枚板のテーブルは、椅子とセットでのご注文で、

現在工場ではその椅子を製作しています。

そちらの製作の様子も日誌で紹介していきたいと思っています。

それにしても、なんだか急に涼しくなって過ごしやすくなりましたね。

暑いのは苦手なので、涼しくなると作業もしやすいです。

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2014.05.18 Sunday

ワインバー内装工事 〜建具工事〜

ワインバー工事では、建具工事も請負わせて頂きました。

こちらはトイレの扉です。

手前の縁の青い四角い出っ張りがある方が男性用で、

奥の縁の赤い丸いへこみがあるのが女性用です。

面白いサインですよね。

内側にはアンティークのハンドル。

上は個室の中から撮った写真で、右が個室の入口の扉で、左はバックヤードの扉です。

金物は堀商店のもの。入口扉にはサムラッチハンドルを使用しています。

丁番はデザイナーのたっての希望で両掘りでの取付。
きれいに納まっています。

他にはこんなRのついた格子戸も。

そして一番の大物はこの連続引戸です。

個室の外部に面した、はめ殺しのガラス窓の内に吊ってあります。

上下にはステンドグラスが入り、中は縦格子になっています。

この縦格子、実は無双窓のようになっていて、下の写真のように格子部分が開きます。

さらには、全ての建具が壁に中に引き込めたりと、

デザイン、仕様共にとことんこだわっています。




外から見るとこんな感じです。
 

本当にどの建具も凝った仕様でしたので、やりがいがありました。

協力して頂いた建具屋さんも、初めてやる工法も多く、

大変だったとおっしゃっていましたが、面白い仕事だったようです。

さて、ワインバーのお話は今回で終わりにしたいと思います。

他にも細々と製作させて頂いたものもあるので、

気になる方はぜひ実際にお店に足をお運び下さい。

お店のスタッフの方も良い方ばかりですし、本当に素敵なお店だと思います。

 Cave de K

 京都市中京区木屋町二条東入る481 ヴァルズビル1F

 075-231-1995

 http://ksix.jp/cavedek/

ウイスキーバーの工事が始まってからから約半年間、

本当に面白く、やりがいのあるお仕事をさせて頂きました。

ここまでこだわったものを作る機会はそうそうないと思います。

オーナーさん、お店のスタッフの皆様、友人のデザイナー、現場の建築士さんや職人さん、

金物屋さん、建具屋さん、製作に協力してくれた職人さん達、などなど、皆様に感謝です。

ありがとうございました。

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2014.05.03 Saturday

ワインバー内装工事 〜グラス棚(ボトル棚)〜

前回の続き、グラス棚のお話です。

カウンターの後、真ん中に立っているのがグラス棚です。

普段使うものではなく、特別なものを飾っておられます。

正面から見るとこんな感じです。

本体、扉はカリン、棚板はウォールナットで、共に無垢材です。

背板は壁面の漆喰の色に合わせてあります。

ガラスにはアンティーク調のゆがみのあるガラスを使用しています。

写真では分かりにくいですが、上の方の照明が反射しているところを見てもらうと、

少しゆがみがあるのが分かるかと思います。

そしてこのグラス棚、もう1つ大きな特徴があります。

なんと、

開くのです!

その先は、昨年家具製作をさせて頂いたウイスキーバー " Bar Keller " があります。

デザイナーとオーナーさんの遊び心溢れる仕掛けです。

お客さんもとてもびっくりされて、好評のようです。

" Bar Keller " 側は下の写真のように、

ウイスキーを並べるボトル棚になっています。

" Bar Keller " のワインバー側の壁面は、壁一面のボトル棚になっていて、

閉まるとこのように、壁一面のボトル棚の一部になります。

この " Bar Keller " のボトル棚、本当は昨年日誌でお見せしようと思っていたのですが、

年末からバタバタしているうちに、日誌を書きそびれていましたので、ここで紹介させてもらいます。

こちらがそのボトル棚です。

この写真はワインバーの工事が始まる前のものなのですが、

左側の壁面の残っている部分が今回グラス棚(ボトル棚)の隠し扉になりました。

ボトルが入る前はこんな感じです。

上の棚板からボトルの首を隠すように細かいピッチで縦桟が延びています。

デザイナーは「ボトルの肩のラインの美しさを強調したかった」そうです。なるほど。

棚受けは真鍮製の特注金物です。


グラス棚もボトル棚も、納まりや製作方法、また現場での取付方法など、

色々と考えて製作しなければいけないので、なかなか大変でしたが、

それをいかに上手に、スマートに納めるか、

というところにやりがいを感じますし、製作も楽しかったです。


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2014.04.29 Tuesday

ワインバー内装工事 〜バックカウンター〜

今回はバックカウンター収納をご紹介。

前回の日誌のカウンターの後ろにも写っていましたが、

今回のお店のバックカウンター収納は3つにわかれています。

左右にカウンターと同じ高さの収納があり、その間に天井までのグラス棚があります。

こちらが左右の収納です。

本体はカリンのフラッシュ構造で、天板はタソスホワイトという大理石です。

天板にはシャンパンを冷やすための特注のシンクを埋め込んでいます。

収納部はほとんどが引出しで、底板の表面はコルクになっています。

そして、壁際には照明が仕込まれています。

一見シンプルなバックカウンター収納ですが、

照明やシンクの納まり、引出しの仕様など、とても凝った収納です。
家具屋だけでなく、電気屋さんや石屋さん、みんなの力が合わさっています。


きれいに納まり、オーナーさんにもデザイナーにも喜んで頂けていました。
カリンの独特の赤みもお気に入りのご様子でした。
 

ちょっと長くなってしまったのでグラス棚の話はまた次回に。

 Cave de K

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2014.04.21 Monday

ワインバー内装工事 〜カウンター製作〜

今回はカウンター製作のお話を。


このとても長い材料が今回使用した、アフリカマホガニーの一枚板です。
この写真は材木屋さんでの製材の様子で、帯鋸で面直しをしているところです。

最終的に納めたのは7.5mですが、この段階では8m以上あります。

うちの工場の奥行きが9mなので、中に入れて加工をするにはぎりぎりの長さでした。

今回、材木屋さんのアドバイスでチェーンブロックを購入しました。
梁からぶら下がっているオレンジ色のが本体です。

おかげで、持ち上げたりひっくり返したりといった作業が、

とても安全で楽にできて、本当に大活躍してくれました。

こちらは今回のカウンターの特徴的な加工の様子です。

お客さん側の見付を細く見せる為に、裏面を削いでいるところです。

仕上りの断面はこうなっています。

見付を5mm残して、裏側を30cm程削ぎ落しています。

実際の見え方はこんな感じです。

デザイナーのイメージは「鉋の刃のようにシャープ」に。

今回もう1つの特徴は塗装です。

「ワインバーなのでワインで染めてみましょう」という

デザイナーの提案で、ワイン染めに挑戦しました。

素地はこのような薄い茶色ですが、赤ワインを使って、赤く染めていきました。

染色法を考えたり、上塗りのオイルを色々試したりと、

試行錯誤の末、無事に赤ワイン染めを完成することができました。

これだけの大物は1人では難しいので、助っ人2人にきてもらっての製作でした。

搬入も4tトラックをチャーターして、10人掛かりでの搬入と、

普段とは違う大掛かりな仕事でしたが、無事に納まりほっとしています。

これから経年変化でどのような味わいが出てくるか楽しみです。

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2014.04.19 Saturday

ワインバー内装工事

大変長らくご無沙汰しておりました。

全く日誌が更新できずに申し訳ありませんでした。

さて、この数ヶ月何をしていたのかと言いますと、

ワインバー " Cave de K " さんの内装工事の家具製作をさせて頂いてました。

昨年家具製作をさせて頂いたウイスキーバー " Bar Keller " のオーナーさんが

Kellerさんの隣にオープンされたお店で、デザイナーは前回同様友人のデザイナーです。

前回の倍くらいの床面積で、またまた凝った仕様でしたので、

今回もとてもとてもやりがいのあるお仕事をさせて頂きました。

こちらが外観です。アーチと格子が印象的です。

枠と建具とセットでの製作で、納まりも難しかったのですが、

建具屋さんにも協力して頂き、きれいに納めることができました。

ハンドルは100年程前のアンティークのものです。

独特のラインと、使い込まれた風合いがかっこいいですね。

そしてこのエントランスをくぐると、立派なカウンターがお出迎え。

長さ7.5m、幅は90cm、厚みは70mmもあるのですが、

なんと、アフリカマホガニーの一枚板。迫力満点です。

とにかく大きくて重いので、運搬、製作と色々大変でしたが、

ここまでの大物はなかなか触ることができないので、

とても良い経験をさせて頂きました。

細部の仕様や製作の様子など、また改めて紹介したいと思います。

このカウンターを始め、家具や建具を製作させて頂きました。

初めての挑戦も色々あり、とてもやりがいがありました。

お店はもうオープンされていますので、ワイン好きの方はぜひ!

ちなみに、お昼にはカフェタイムもあり、ランチもいただけます。

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2014.01.01 Wednesday

あけましておめでとうございます!


新年あけましておめでとうございます。

昨年は念願のお店をオープンすることができました。

また、色々なお仕事をさせて頂き、新しい出会いもありました。

たくさんの方に支えて頂き、良い一年であったと思います。

今年も色々なことに挑戦し、製作に励んでいきます。

さらにお店も盛り上げていきたいと思っています。

皆様にとっても良い一年でありますように。

本年もよろしくお願い致します。

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2013.12.14 Saturday

ウイスキーバー内装工事完成しました!


ご無沙汰しておりました。

ウイスキーバーの工事が無事に終わりました。

製作中は日誌を更新する時間が作れず、

全く更新ができませんでした。すみません。

さて、今回の工事ではたくさんのものを製作させて頂きました。

家具工事と建具工事を担当させて頂いたのですが、

どれもこれも、オーナーさんと友人のデザイナーのこだわりの詰まった、

とても凝った、素敵なものばかりです。

僕も細かい納まりや仕上げに色々と提案をさせてもらいながら、

デザイナーのイメージを形作っていきました。


こちらが外観になります。

二条通に面したビルの1Fなのですが、新しい入口建具にも

既存の外壁と同じタイルを貼って仕上げています。

デザイナー曰く、「壁をべりっと剥がして中に入る感じ」とのこと。



 

ノブは特注です。金庫用のダイヤル錠を改造して製作しました。

ノブを回して、右側の手がかりに手をかけて開ける様になっています。

遊び心いっぱいのエントランスです。

そしてこちらが店内の写真です。

店舗奥から写しているのですが、向かって左が客席、右が厨房になります。
うちで製作させていただいたのは、カウンター、バックカウンター収納、グラス棚、樽サーバーなどなど。
ちなみに、バックカウンター収納の上の緑色の部分は生きた苔です。

客席のうしろは壁一面のボトル棚になっています。

と、こんな雰囲気になっているのですが、

今回の工事では色々とたくさん製作させて頂いたので、

家具製作の詳しい話は、次回から何回かに分けてお話ししたいと思います。

お店は既にオープンされています。

細部までこだわった素敵な空間でウイスキーを楽しみたい方は是非!

 Bar Keller

 京都市中京区木屋町二条東入る481 ヴァルズビル1階

 075-253-0245

 17:00 - 26:00

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2013.10.27 Sunday

ウイスキーバー内装工事 〜材料入荷〜


ウイスキーバーの内装工事が始まりました。

現場は既存の内装の解体が終わり、今はこんな感じです。

工場へは材料が入荷しました。



 

まず、ナラです。

この山は主に建具の材料です。

そして、ブラックチェリー。

チェリーでは、壁一面のボトル棚などを製作します。

打合せをして、図面を書いて、材料を手配して、、、

長かった段取りの日々もようやく終わりが見えてきました。

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