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2013.12.21 Saturday

Bar Keller 内装工事 〜カウンター製作〜

今回はカウンターのお話です。

まず仕上りから見て頂きましょう。

「樽を開いて天板にしたイメージ」とのことで、材料はナラを使用しています。

お客さん側は、樽の横からのシルエットのように緩いカーブを描き、

中央部分は樽の側板に見立てて、フローリング張りになっています。

このカウンター、長さは5.6mもあるのですが、一本もので製作しています。

仕上りで5.6mとなると、材料としては6m近いものを探さないといけないのですが、

それがなかなか見つからず、あっても4m程で、当初はジョイントする予定でした。

ですが、できれば接ぎたくないということでぎりぎりまで探し、

遂に下の写真の6mのナラを見つけることができました。

しかも、京都の材木屋さんにあったのです。

静岡、北海道、大阪、、、と色々な所に声を掛けたていたのですが、灯台下暗しでした。

その上、厚みも幅もちょうど良くてロスも少なく、とても運が良かったです。

材料が見つかってもそこからがまた大変です。

とにかく長いので、一度工場に入れてしまうと、

工場の中では向きも変えれませんし、ひっくり返すのも一苦労です。

作業としては割と単純なものではあるのですが、

長さや重さに苦戦し、失敗したら後が無いという緊張もありました。

製作中はこんな感じです。

台板に加工した前後の框を接着して、

そこにフローリングを張っていきました。

厨房側にはこんな欠き取りがあり、

そこに計量用のキッチンスケールを仕込みます。

お客さん側からは、天板の上にグラスを置いただけに見えますが、

バーテンダーさんはきっちりと計量できてしまう、という仕掛けです。

他にこんな加工もしました。

こちらの仕上りはこうなっています。

これは、超音波を使って、グラスの中身を撹拌する機械で、

プレートにグラスを載せて使用します。

こちらのお店では、ハイボールを作るのに使用されます。

とてもマイルドな仕上りになるんだそうです。

プレオープンの時に、この機械を使ったハイボールをご馳走になりました。

美味しくいただいたのですが、残念ながらお酒のあまり飲めない僕は、
他のハイボールを飲んだことがなかったこともあり、

マイルドさの度合いはよく分かりませんでした。マスターすいません!

機械は元々あるものをばらして使用していますが、金物は特注です。

中は配線等でごちゃごちゃしているのですが、上はすっきりしました。

とにかく大物だったので、製作も納品も大変でしたが、

上手い具合に材料も見つかり、細かい加工も上手くいき、

とても値打ちのあるものができたと思います。

これから先、時間をかけて使い込まれていき、

さらに深い味のある、よいものに育っていってくれることと思います。

平山家具製作所 http://kagu.hirayama-ten.com

平山日用品店  http://hirayama-ten.com

宇治市槇島町十八52-7

0774-22-3144

 

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